プロフィール

古川 周賢

臨済宗妙心寺派 乾徳山恵林寺住職。博士(文学)。山梨県立大学客員教授。専門は宗教哲学、禅思想、ドイツ近現代哲学。

略歴

1967年、岐阜県生まれ。1986年3月、岐阜県立岐阜高等学校卒業。1990年3月、早稲田大学第一文学部哲学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。シェリングの哲学を研究し、1997年3月、博士(文学)取得。

1997年、京都紫野大徳寺専門道場に掛搭。大徳寺派管長・嶺雲室 高田明浦老師に嗣法。

2011年9月、山梨県甲州市の臨済宗妙心寺派乾徳山恵林寺副住職に就任。2014年9月、同寺住職に就任。2026年から山梨県立大学客員教授。

講座・講演

2015年5月から、慶應MCC agora講座「禅の智慧」を担当。2017年からNHK文化センターで「禅語入門~禅の名言を味わう」などの講座を担当し、青山教室・横浜ランドマーク教室やオンラインで講義を行う。2020年から山梨英和大学メイプルカレッジで禅の講座を担当。

禅・哲学・日本文化をはじめ、現代社会における生き方や心の問題をテーマに、各地で講演・対談・研修を行っている。

恵林寺での学びと日々の発信

恵林寺茶の湯教室を通じて、親子から大人まで、禅と日本文化に親しむ寺子屋教育に取り組む。

恵林寺文化講座では、自身の縁を中心に各分野の講師を招くとともに、自らも禅語や映画の講座を担当。茶の湯、歴史、書、工芸、美術など、多彩な分野に触れる学びの場を開いている。

音声配信Voicyでは、禅の智慧を手掛かりに、日々の悩みや人生の問いに向き合う法話を届けている。

主な論文・翻訳・執筆

哲学研究

・「自由の深淵――『自由論』から『世界年代』へ」
『理想』特集「シェリング・哲学と宗教」、理想社、1996年6月。

・「神話的世界の再生――『サモトラケの神々について』におけるシェリングの思索」
実存思想協会編『論集』第11号、理想社、1996年6月。

・「密儀のディオニュソス――ディオニュソスをめぐるシェリングの思索」
『哲学雑誌』第111巻第783号、有斐閣、1996年10月。

・「シェリング研究:『自由論』から、後期思想への歩み」
東京大学博士論文(文学)、1997年3月。

以上は「古川賢」名義。

翻訳

・シェリング「独断主義と批判主義に関する哲学的書簡(1795–1796年)」
『新装版 シェリング著作集』第1a巻『自我哲学』所収、文屋秋栄、2020年4月。

禅に関する執筆・連載

・「禅の見方、考え方」
季刊『禅文化』に2015年4月から2022年10月まで連載。第266号で終了。

・「禅における修行の技術」
『ひとおもい』第4号、東信堂、2022年7月。

このほか、山梨日日新聞の週刊こぴっと「れいわ寺子屋」など、寄稿・連載多数。

主な対談・メディア出演・文化活動

・2015年4月
PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015のトークイベント「ラディカル・ダイアローグ」にて、椿昇氏と「現代美術と公案」をテーマに対談。

・2016年5月
NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」に出演。落語家・立川談春氏と対談。

・2016年9月
「アイ・ラーニング フォーラム2016」にて、「マインドフルネス~捨てることを通じて本当の自分を探る~」のセッションに登壇。

・2017年10月
Future Cultivators Program 2017「最終作品発表会」のゲスト審査員を務める。

このほか、テレビ・ラジオへの出演や、分野を越えた対話・文化活動に取り組んでいる。